医療法人社団 天祐会 皮膚科形成外科グループ

高濃度SGF

治療の効果

1.動脈硬化の改善
動脈硬化とは、簡単にいうと『血管の老化』です。 心臓から流れ出る血液を運ぶ動脈壁(血管内皮)は、しなやかで弾力性に富んでいますが、血管が老化し動脈壁がコレステロールの沈着などにより厚くなり、血管の柔軟性が失われることで個人差はありますが、動脈硬化が進んでいきます。

高濃度SGFを体内に取り入れることで老化し傷ついた動脈の血管内皮細胞を補充し、再生を促します。動脈の血管内皮細胞を修復されることで、心筋梗塞・脳梗塞の予防につながります。

当院では『LOX-index』という簡単な血液検査で、脳梗塞や心筋梗塞の発生リスクを調べることができます。
LOX-index
2.エイジング療法
エイジングケア医療の手段の一つとして、男性に多い悩みの改善にも役立つことがわかりました。 以下の症状は高濃度SGFによる働きで改善が期待できます。

ED(勃起機能の低下)

通常のED治療では、血管内皮細胞にある勃起を促す物質に働きかけますが、血管内皮細胞の機能に劣化が 見られる場合、物質の分泌は行われません。高濃度SGFでは血管内皮細胞の機能を正常化する働きを持ち、薬を使用せずとも症状の改善を促します。

AGA(男性型脱毛症)

高濃度SGFを頭皮に直接注入し、毛母細胞を刺激して発毛機能を高め、発毛・育毛サイクルを整えます。 毛髪が必要とする栄養を運搬する機能も正常化し、一時的ではなく長期的な毛周期サイクルを正しい状態に戻し、健全な毛髪を保ちます。

高濃度SGF投与によるテロメアへの影響

高濃度SGFが修復医療、美容医療に有効活用されている大きな理由が「テロメア」にあります。

テロメアとは、私達の染色体の端にある、構造体の一つです。染色体を保護する役割と、細胞分裂の際に染色体をコピーする役割があります。 この構造体が、人の寿命や老化のカギを握っている要素だということが、ノーベル賞受賞生物学者・ブラックバーン博士らの研究で判明しております。

細胞分裂を繰り返すほどにテロメアは短縮していきます。テロメアの長さが短くなるほど細胞は老化している状態なため、病気に罹りやすくなります。

またシワやシミ、たるみなど、老化が目立つのもテロメアが影響していると言われています。 高濃度SGF投与治療にはテロメア短縮抑制作用・伸長作用があることが判明しています。SGFに含まれる生理活性物質の働きによって、細胞活性化が促進されるためです。

テロメアテスト

当院では「テロメア強度」と「テロメア疲労度」の測定を行なっております。 測定することでDNAレベルでの健康状態がわかり、隠れている病気のリスクがわかる最先端の血液検査です。

また前後の検査でSGF治療の成果を可視化できるようになります。
テロメアテスト