陥入爪の治療は最近進歩しています。以前の手術は術後の痛みが激しく松葉杖が必要なほどでした。今では、フェノール法、形状記憶金属による矯正法、VHO式矯正技術、等の治療によって痛みなしに陥入爪の悩みから解放されます。
フェノール法というのは食い込んでいる爪の根元の爪母というところをフェノールという薬剤で処理するものです。処理した部分の食い込みの原因になる爪は永久に生えてこなくなります。麻酔は伝達麻酔。出血はほぼなし。術後の痛みは非常に軽く、当日から仕事や学校にも行けます。時間は片方で約10分です。保険適応の手術です。
形状記憶金属による矯正法は、爪のはじに穴をあけて特殊な金属の細い棒を通すだけの簡単なものです。痛みは全くありません。保険適応はなく料金は1万円くらいかかります。治療終了まで約2ヶ月、金属を爪につけたままになります。