このページを読んで下さっている方の多くは、お子さんの皮膚に病気があるけれど、小児科にかかったらいいのか、皮膚科にかかったらいいのか、迷っておられる方ではないでしょうか?
私たちの科にいらっしゃる方さんは、いろいろな科を転々としてみたが、なかなか子どもさんの皮膚疾患が治らない、あるいは大学病院にも相談に行ったが、対応が今ひとつ納得できずに治療に踏み切れない、などという方がほとんどです。あるいは思春期のあなたは、自分がどの病院に行ったらいい年齢なのか考えているかもしれませんね。
そんなときに、赤ちゃんから思春期までの方たちの、すべての皮膚疾患を専門に診療するのが私たちの役目です。
毎日、近隣はもちろん、地方の小児科や皮膚科からもたくさんの患者さんがいらっしゃっています。
たとえば、アトピー性皮膚炎で小児科と皮膚科に数軒かかったが、よくならないので悩んでいるというお母さん、あるいは、お子さんの皮膚に生まれつきのあざがあり、大学病院でレーザー治療をすることになったが全身麻酔が必要と言われ、心配で仕方がないお父さん・お母さん、どうぞ一度、お訪ね下さい。
私どもの科を一度受診してみたいと思われるときには、今通院していらっしゃる病院がある場合、できるだけ診療情報提供書をご持参下さい。それまでの検査結果(検査データ、画像写真など)や治療経過(症状、使用した薬の名前や量など)を知らせて頂くことが、今後の治療のためには大切だからです。
小児の皮膚疾患は大変病気の数が多いですが、一般的によくみられる湿疹・皮膚炎および伝染性の皮膚感染症、生まれつきのあざの診断と治療はもちろんのこと、先天的あるいは遺伝的な病気の治療と検査まで、すべての小児皮膚疾患の診療を広く行っています。