医療法人社団 天祐会 皮膚科形成外科グループ

一般皮膚科・形成外科 General dermatology / Plastic surgery

一般皮膚科・形成外科

眼瞼下垂

  • 定義
  • 症状について
  • 診断について
  • 手術について

定義

正面視にて上眼瞼の瞼縁が病的に下垂して瞳孔領域まで覆う病態を総称します。

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症状について

視野を確保するために、前頭筋を収縮させたり、下顎を上げたり、異常頭位などの代償行為をします。症状が進行すると、肩凝り・頭痛・眩暈・吐き気などの付随症状を認めることがあります。

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診断について

眼瞼下垂を生じる疾患は多様であり、時には重篤な全身疾患の部分症状として生じることもあるため、疾患の特定を速やかにすることが最も重要です。
経験豊富な専門医は問診・視診・臨床検査などを行って、診断名を確定し、各疾患の精査・治療を開始することになります。

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手術について

一般に眼瞼下垂の手術には、眼瞼挙筋前転法、眼瞼挙筋腱膜修復法、上眼瞼吊り上げ術、Fasanella-Servat法などがあります。眼瞼下垂の原因と程度により、手術方法が異なります。
挙筋機能が4mm以上であれば眼瞼挙筋前転法の適応になることが多く、挙筋機能が4mm未満であれば上眼瞼吊り上げ術の適応になることが多くなります。また、眼瞼挙筋前転法、眼瞼挙筋腱膜修復法、上眼瞼吊り上げ術では、通常皮膚切開から行いますが、経過と共に傷跡も殆ど目立たなくなります。結膜から切開を行う方法もありますが、手術の操作が煩雑になるため、当院では経皮法を好んで用いています。

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