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水光注射（Vital Injector /マイクロインジェクション法）

水光注射は、皮膚の浅い層へヒアルロン酸や美肌成分を細かく均一に注入する美肌施術です。内側から潤ってハリと透明感のある若々しいお肌がよみがえります。水光注射は、極細の針が5本付いた専用の機器「Vital Injector」を使用して、皮膚を吸引しながら目的に応じた美肌成分を均一にスピーディーに注入します。

水光注射とは？

水光注射とは、磁器のようにツヤとハリのある肌「水光皮膚」を実現するために、もともとは保湿用に粒子が細かい非架橋のヒアルロン酸を顔全体に広く浅く注入する方法として始まりました。

狭い範囲を強く持ち上げるようなシワ取り目的のヒアルロン酸は、粒子を大きくするために架橋されて硬いのですが、水光注射のヒアルロン酸はマイクロヒアルロン酸やソフトヒアルロン酸とも呼ばれ、粒子が小さくサラサラして凸凹になることがありません。

その後、顔全体に広く浅く栄養を与える美肌のメソセラピーとして発展し、ボトックスなど別の成分にも応用され、より幅広い目的で多くの成分や注射針、注入機器が登場しました。

Vital Injector

当院では、「Vital Injector」と呼ばれる注入機器で水光注射を行っております。
極細の針が５本付いた自動注射器で、皮膚を吸引しながら目的に応じた美肌成分を面状に均一に注射が可能です。従来の手打ちによる方法に比べ、精密かつ均一に薬剤を注入することが可能で、瞬時に浅く注入されるため、痛みに関しても非常に少なくすむのが特徴です。
成分は、微粒子ヒアルロン酸・美白や若返り用の成長因子・PRP・プラセンタ原液・ビタミンC・ボトックス等のボツリヌストキシンなどから注入成分をお選びいただけます。肌のハリ、ツヤ、キメの細かさの実現、乾燥肌、かさかさ肌の改善、小ジワ、ちりめんジワの修正など総合的に改善し、美肌効果へつながります。

均一に注入するメカニズム

従来行われているソフトヒアルロン酸注入は、手打ちで薬剤を打つナパージュ法が主な方法です。
しかし、手打ちの場合
「注入量を均一に保てない」
「注入速度や圧力が一定でないために痛みが強い」
「膨疹（プツプツに腫れた状態）になる」
「内出血が長引く」
という問題がありました。

「Vital Injector」を使用した場合、注入量・速度・深さ・圧力を、各成分毎に調整することが可能なため、薬剤を均一かつ精密に注入できます。

また、1ショットを5針で行うため施術時間が大幅に短縮されます。皮膚を吸引しながら密着して注射できるので、痛みも大幅に緩和されています。

吸引をかけて皮膚を挙上させます。	真皮の浅い層に5本の極細針を届かせます。	微粒子ヒアルロン酸、成長因子、プラセンタ原液、ビタミンC等を均一に注入します。	注入が終了したら吸引を解除、極細針を上方へまっすぐ抜き、次のエリアに向かいます。

適応部位

薬剤について

当院では、メソセラピーを開発したFILORGA社の
NCTF135HA＋を使用しています。

• 全世界で100万人以上が愛用
• 54種類の厳選された美肌成分（CEマーク取得済）

FIORGA社とは

1978年に美容医療専門医Dr.トルジュマンにより設立されたラボラトワール・フィロルガ（研究所）は、以後30年以上もの間、エイジング治療医学のパイオニアとして医療用エイジングケア製品（美容医療向けの注射関連製品）を中心に研究・開発を行っています。
特にシワを緩和するポリ・リバイタライジング美容注射やピーリング製品には定評があり、フランスをはじめ55ヵ国の皮膚科や美容クリニックで現在も幅広く使用されています。
FIRORGA社の生産ユニットは、各国の法規制における要求事項を満たし、安全で有用な製品の継続的な製造・供給を行うための医療機器産業向け品質マネジメントシステム規格であるISO13485の承認を受けています。

施術について

効果

肌のハリ・ツヤ・キメ・乾燥肌・毛穴の広がり・ニキビ・ニキビ跡・色素沈着・小ジワ・ちりめんジワ・タルミなどを総合的に改善いたします。使用する薬剤により目的と効果が異なります。

施術時間

約10～20分程度（施術部位や内容によって異なります。左記以外に表面麻酔の塗布時間約30分）

痛み

施術中の痛みは軽度ですが、麻酔クリームの塗布も可能です。（別途料金）

術後

シャワーは施術当日から可能です。施術後すぐにお化粧してお帰りいただけます。

経過

注入部分に赤み、点状の出血、カサブタができることがありますが、通常、数日から1週間程度で自然に改善します。

注意点

出血性疾患のある方、妊娠している方（妊娠の可能性のある方）、ヒアルロン酸注射にアレルギー症状のある方、治療部位に感染性の皮膚疾患のある方は治療を受けていただくことはできません。
※必ず医師にご相談ください。

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